※当サイトを正しくご覧頂くには最新のFlashプレイヤーをインストールしjavascriptを有効にしてご覧下さい
1956年に生まれたアルベール・ラモリスの『赤い風船』は、その年のカンヌ国際映画祭パルム・ドールをはじめ数々の映画賞に輝きました。日本ではいわさきちひろさんが熱望し絵本化するなど、そのオリジナリティ溢れる物語は世紀を越え、多くの人々を魅了してきました。 しかし、不朽の名作の地位を得ながらも映画そのものは観る機会が限られ、その存在だけが語り継がれる伝説の映画であったのです。 2007年カンヌ国際映画祭。長年の権利問題が解決し、デジタルリマスターによって鮮やかに甦った『赤い風船』は、1953年カンヌ国際映画祭でグランプリに輝いた同監督の『白い馬』と共に再び出品されました。 同じ作品の二度の正式出品自体、映画祭史上初の事件でしたが、なにより話題をさらったのはその少しも色あせない映画の力だったのです(二度目は監督週間出品)。 シンプルなストーリーとわずかなセリフにも関わらず、そこに描かれる愛、友情、喜び、切なさが心に強く迫ってきます。そして導かれる奇跡のラストシーンには感動し、心揺さぶられることでしょう。